お母さんは彼女がまだ幼稚園のときに他界。そして残していく愛娘に一通の短い手紙を残しました。まだ幼い娘に読めるようにと平仮名で書かれたその手紙には、娘への愛が詰まっていました。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐< 以下、本文です。>‐‐‐‐‐‐‐‐‐
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私が幼稚園のときに亡くなったお母さん。
当時ひらがなを覚えたての私が読めるように、
ひらがなオンリーの手紙を遺してくれた。
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みいちゃんが
おかあさんのおなかにやってきてくれたあのひからずっと
おかあさんは せかいでいちばんのしあわせを
みいちゃんからもらっています。
おかあさんのだいすきなだいすきな だいじなだいじな みいちゃん。
こんどはみいちゃんが せかいでいちばんしあわせになってね。
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お母さん、私、この秋に結婚するよ。
世界で一番幸せになるよ。