お母さんはお婆ちゃん ~前方から聞こえてきた漫画みたいな会話~

お婆ちゃんの笑顔

保健センターに通っているお母さんが、男の子二人を連れたお婆さんから里親会の会場の場所をを尋ねられ、その後、お母さんはお婆ちゃんが連れていた男の子二人の会話を耳にするのですが…。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐< 以下、本文です。>‐‐‐‐‐‐‐‐‐

こどもの発達がちょっとゆっくりで、保健センターに通っている。

母子教室みたいなのの最中、おばあちゃんと男の子が二人迷い込んできた。

「すみません、里親会の集まりの会場はここでしょうか?」

トイレに行くときに貼り紙をみたので、

「それなら、上の階の○○室ですよ」と教えてあげた。

おばあちゃんは、頭を下げながら男の子達の手をしっかり握って去っていった。

でも、○○室って引っ込んでてわかりにくいんだよな~と思い出し、

案内した方が良いかなと思って子供を先生に預けて追いかけた。

前方から聞こえてきた漫画みたいな会話

男の子(小)「さっきのが『おかあさん?』」

男の子(大)「うん、あんな感じ。でも僕らのおかあさんはおばあちゃんだから!」

(小)君と僕が違うところで生まれても兄弟みたいに、

ほんとうのお母さんでなくてもおばあちゃんがおかあさんだから。」

男の子(小)「うん、綺麗なおかあさんたちよりおばあちゃんが一番優しいね、きっと。」

おばあちゃんはただただ交互に男の子2人にほほえみかけていた。

その笑顔はただただ優しくて、このおばあちゃんがこの男の子達に

どれだけの愛情を注いでいるのかわかるようで、何だか泣きたくなった。

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